XM口座開設後に確定申告【税金・税率計算・節税方法】※海外FX

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XM口座開設後に利益を得たとき、確定申告を行う必要があります。

そこで、海外FXの税金や税率計算、節税方法について正しく学んでおきましょう。

この記事で理解できること

  • 税金の種類や税率計算方法(海外FX)
  • 確定申告が必要な条件・不要なケース
  • 節税対策=経費計上できるもの
  • 損益通算・繰越控除について
  • 無申告加算税と重加算税のリスク

それでは、順番に解説します。

※「確定申告そのものが分からない」「やり方を知りたい」という人は次の記事が参考になります

XM口座開設後に確定申告【税金・税率計算・節税方法】※海外FX①

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XMをはじめ、海外FX業者には「スプレッドが狭い」「レバレッジが高い」という2大メリットがあります。

上手くトレードできれば、国内業者より海外業者のほうが効率よく利益を増やせるでしょう。

ただ、海外FXと国内FXでは税金の種類や税率が異なります。

正しく利益を申告しなければ、追徴課税されて痛い目を見てしまうかもしれません。

そのため、税金や税率、確定申告について適切に理解しておくようにしてください。

海外FXの利益は【雑所得】他の所得と合算して【累進課税】

XM(海外FX)から得た利益は、雑所得扱いになります。

雑所得は、他の所得と併せて以下の税率が適用されます。

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出典:国税庁「所得税の税率」

例えば、XM(海外FX)から得た利益に対して諸経費を引いた金額が30万円のとき、雑所得として確定申告をします。

給与所得が年間400万円あり、給与とXM(海外FX)以外の所得がないなら、総所得は430万円になります。

所得金額が430万円のときは、控除額が427,500円で税率が20%です。

この場合は以下の計算式の通り、所得税額は432,500円になります。

  • 4,300,000円×20%-427,500=432,500円

所得税は、所得が大きいほど税率も高くなる累進課税です。

国内FXの利益は【申告分離課税】税率は一律20.315%

一方、国内FX業者による利益は給与所得とは合算せず、申告分離課税として申告します。

申告分離課税の税率は、対象利益額に関わりなく一律20.315%です。

例えば国内FXの利益が30万円あるとき、以下の計算式により60,945円が税金として課税されます。

  • 300,000円×20.315%=60,945円

なお、国内FXの確定申告が面倒な人は、証券会社で「源泉徴収ありの特定口座」を開設してください。

そうすれば、利益の20.315%が自動的に差し引かれるため、確定申告や納付手続きは必要なくなります。

会社員は年間【20万円以上】の利益で確定申告

給与所得者の場合、確定申告義務は雑所得による利益が年間20万円以上になったときです。

このとき、経費を差し引いた上で20万円以上の利益が出たかどうかがポイントになります。

例えば、次のようなものは経費として計上可能です。

計上できる経費

  • パソコン
  • 実用書・雑誌
  • セミナー参加代・交通費
  • 電気代
  • 電話代など

上記の通りです。

XM(海外FX)による利益が年間50万円あったとしても、経費が40万円なら利益は10万円となります。

この場合は、確定申告する必要がありません。

そのため、経費にできるものはすべて計上すべきですが、証明となる領収書などはきちんと保管しておくことが大切です。

自営業は年間【38万円以上】の利益で確定申告

給与所得者ではない場合は、雑所得による利益が年間38万円を超えたときだけ確定申告します。

自営業や専業トレーダーがこれに当たります。

他にも、学生や専業主婦、無職の人など給与所得がない方は基本的に該当します。

すべての利益・経費を合算して計算する

前述の通り、XM(海外FX)の利益は雑所得になります。

そして、雑所得にはインターネットオークションによる利益や副業収入、公的年金や個人年金の受取額なども含まれます。

これらの雑所得をすべて合算し、必要経費を差し引いた上で20万円(自営業の方は38万円)を超えるときは、確定申告してください。

なお、公的年金を受け取っている場合は、以下の公的年金等控除額も差し引くことができます。

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出典:国税庁「公的年金等の課税関係」

例えば、65歳以上の方で公的年金を年間100万円受け取っているなら、年金額は全額控除となります。

年金収入については考慮せず、純粋に経費を差し引いた雑所得額が年間38万円を超えたときのみ確定申告すればOKです。

利益確定前なら確定申告不要

FXは口座に資金を入金し、「ポジション」という形でお金を保有しながら取引をします。

例えば100万円をFX口座に入金し、USドルとして1万ドル(1USドル=100円、手数料は含まず)のポジションを保有しているとします。

この状態なら利益は確定していないので、確定申告は不要です。

利益確定前であれば、どれだけ資産が増加していても申告義務はないということです。

一方、「他の口座に利益を移動したい」といった理由で一瞬でも利益を確定すれば申告しなければなりません。

注意ポイント

利益が発生しているにも関わらず、長期間(何年)に渡って利益確定しないことはお勧めできません。

国税庁などの調査が入ることがあるからです。

特に、海外FX口座は所得隠しに使われることもあり、含み益のまま保有期間が長引くと調査が入る確率は高まります。

このため、年に1度は利益確定することをおすすめします。

XM口座開設後に確定申告【税金・税率計算・節税方法】※海外FX②

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定期的に利益を確定し、きちんと確定申告と納税をすることは国民の義務です。

ただ、XM(海外FX)の利益をすべて課税対象にして税金を支払う必要はありません。

ここで、合法的に税金を減らす3つの方法を解説します。

必ず実践し、少しでも節税できるよう心掛けてください。

1.可能な限り経費計上する

前述の通り、海外FXの利益はすべてが課税対象になるわけではありません。

経費が多いほど課税対象額は減り、納税額も減らせます。

改めて、経費として計上できるものを記載しておきます。

計上可能な経費

  • FX関連の書籍や雑誌代
  • 情報収集に利用する有料サイトの会費
  • 新聞購読料・雑誌代
  • インターネット通信費
  • 電気代
  • パソコン購入費や修理代
  • ウイルス対策ソフト代
  • 家賃・光熱費
  • 海外送金手数料

上記の通りですが、「家賃・光熱費」については100%経費扱いできるわけではないので注意してください。

例えば、それぞれ50%なら計上できるといったイメージです。

それ以外なら100%計上しても問題ないでしょう。

2.損失を確定申告して損益通算する

利益が出たときだけ確定申告をするのでは、非常にもったいないことです。

XM(海外FX)による利益は雑所得なので、他の雑所得と合算して課税されます。

そのため、XM(海外FX)で損失がある場合は、他の副業収入などと損益を合算します。

課税所得額を減らすための、「損益通算」を適用するということです。

そうすることで、他の雑所得にかかる税金の一部が還付される(納税額が減る)メリットがあります。

3.個人事業主登録=繰越控除

海外FXを行う場合、個人事業主として登録すれば「繰越控除」を使えるようになります。

例えば、他の雑所得の合計額よりも、XM(海外FX)の損失が大きければ雑所得は0円となります。

この損失額が大きいとき、できれば来年通算するために繰り越したいことがあります。

そこで個人事業主として登録し、青色申告を行えばそれが可能になるということです。

個人事業主の登録そのものは無料でできるため、繰越控除を利用したい人は検討をおすすめします。

参考:国内FXのケース

国内FXなら個人事業主でなくても、3年間の繰越控除が利用できます。

ただ、損失が出た年度に確定申告をしていないと、翌年以降に繰り越すことはできません。

そのため、繰越控除を利用するかに関わらず、利益が年間20万円(給与所得者以外は年間38万円)以下のときでも、確定申告しておいたほうが良いです。

また、「源泉徴収ありの特定口座」についても、繰越控除を利用したいのであれば確定申告することが条件となっています。

確定申告は面倒な作業ですが、慣れるとそれほど難しいものではありません。

必要以上に支払った税金の還付を受けるためにも、毎年きちんと確定申告するようにしましょう。

確定申告しない=無申告加算税(15~20%)

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規定の利益を超えているにも関わらず、確定申告しないことは脱税行為そのものです。

発覚すると、本来支払うべき所得税や申告分離課税に加え、次のように追徴課税されます。

  • 利益が50万円未満=無申告加算税(15%)
  • 利益が50万円以上=無申告加算税(20%)

例えば給与所得が600万円、XM(海外FX)の利益が400万円なら、所得税率は33%です。

脱税行為が指摘されると、本来払うべき33%の所得税プラス20%の無申告加算税が請求されます。

そうなると、XM(海外FX)の利益に対する税率は、実質53%にもなってしまいます。

悪質なときは40%の重加算税

悪質なときは40%の重加算税が課せられることもあります。

明らかに資産隠しが目的といったケースです。

例えば、海外FX口座に大きな含み益ポジションを何年もの間保有し続けると危険です。

もし、資産隠しが目的と断定されてしまえば、40%もの重加算税が請求されてしまうからです。

こうなると、本来の所得税率33%が、73%にまで爆増することになります。

確定申告は、嘘偽りなく正確に行うべき、ということです。

XM口座開設後に確定申告【税金・税率計算・節税方法】まとめ

記事のポイントをまとめます。

海外FXと国内FXでは税金の種類や税率が異なる
※申告に不備があると追徴課税されるので注意

  • 海外FXの利益は【雑所得】他の所得と合算して【累進課税】
  • 国内FXの利益は【申告分離課税】税率は一律20.315%
  • 会社員は年間【20万円以上】の利益で確定申告
  • 自営業は年間【38万円以上】の利益で確定申告

利益確定前なら確定申告は不要
※ポジションを保有中

節税対策:可能な限り経費計上する

  • FX関連の書籍や雑誌代
  • 情報収集に利用する有料サイトの会費
  • 新聞購読料・雑誌代
  • インターネット通信費
  • 電気代
  • パソコン購入費や修理代
  • ウイルス対策ソフト代
  • 家賃・光熱費
  • 海外送金手数料 など

損失を確定申告して損益通算する
※課税所得額を減らすための「損益通算」を適用する

個人事業主になれば「繰越控除」を使えるようになる
※青色申告

確定申告しないと無申告加算税が課せられる(15~20%)
※実質53%

悪質なときは40%の重加算税が課せられる
実質73%

確定申告は嘘偽りなく正確に行うべき

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